心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

花巡りとキムジャンの旅ー久し振りのチムジルパンとポジャギ教室の行方

2024-06-10 | 2024春の韓国旅行

4月の旅行記の途中ですが、中々アップできず時間ばかりが過ぎていき落ち込みます。もうブログを続けるのは無理で辞め時が来ているのかもしれません…‥、と思いつつも最終日近くまできているので、なんとか最後まで辿り着きたいとおもいます。お付き合いいただけますように。

 

六日目、丸一日滞在できる最後の日です。まだやりたい事が沢山あって、全ては無理だから、まずは久しく行っていないチムジルパンへ行きます。新村で長年通い慣れたスジョンサウナは、コロナ禍の影響なのか、廃業してしまったので、以前によく通ったアックジョンの天地然(チョンジヨン)はどうなったかと、渡韓前に検索してみました。幸い無事営業を継続していたので、今回の滞在中に行こうと思っていました。

この日セスクさんは、亡くなられたお連れ合いの親類の方々と1日予定があるというので見送った後、キムジャン後常温に置いてたキムチを冷蔵庫に入れるひと仕事をしてから、アックジョンに出発しました。移動手段は地下鉄。レンタルwifiがあるとバス検索がサクサクできるので今回は大いにバスを利用してますが、アックジョンには地下鉄が行き慣れているので〜。

新村から2号線でウルチロサムガ(乙支路3街)まで行き、3号線に乗り換えて漢江を渡った最初の駅がアックジョンです。

随分久々に降り立ったアックジョンの街、3番出口を出ると新しいホテルが出来ていたし、何気にすっかり雰囲気が変わっていて、本当に長く来てなかったんだなと思いました。変わったとはいえ、整形外科の看板が多いのは相変わらずのようですが^^

 

駅からスグの印象だった天地然(チョンジヨン)、何故だか少し距離を感じました。

天地然、地元のカンナムマダムや、ツアー客が主なターゲットらしく、一般客とは差別化したロッカールームがあったり、各種エステの施術も落ち着いた雰囲気の小部屋でするようになっていて、とてもリラックスできるところでした。施設は昔のままに、したがって若干古くなってはいましたが健在でした。料金は、物価高騰の例に漏れず、私が知っている頃の1.5倍に跳ね上がっていたのは、やむを得ない事でしょう。かえすがえすもスジョンサウナの廃業が惜しまれます。

お勧めの一通りのコース済ませ汗蒸幕(ハンジュンマク)にも数回出入りして、老廃物がすっかり流れたかに爽快な気分になれました。

 

天地然を出たのは午後1時近くになっていました。駅近に新しく出来ていたホテルの前でレストランの看板に思わず目がとまりましたが、空腹だけが理由ではありません。

 

 

チョガッポと読めるではありませんか!長い韓国通いの間に、いつしかチョガッポが趣味となって、渡韓するや広蔵市場の生地屋さんで麻布を購入して帰るようになりました。こんな名前のお店にぶつかるのも何かの縁かも、どんなお店か中を覗きに入ってみました。ホテルに入っているレストランですから、お手頃では無いとは思いましたが、全くお呼びじゃ無いとばかりの雰囲気に即退散!

お昼はやはり、この後行く元ポジャギ教室の工房のあった近所でとろうと思います。

ポジャギ工房は、去年コロナ明けで4年ぶりに訪問したら無くなっていましたが、ひょっとしたら再開されているか見がてら、確かトンイン市場の近くに似たような手芸工房があったのでそこにも寄ってみようと〜 、

アックジョンからポジャギ教室のあった安国駅地下街迄は3号線で一本で行かれます。期待と不安で恐る恐る教室のあった場所に行ってみると、空いたままでした。

残念な気持ちで1番出口へ向かうと、別な場所、今までポジャギ関係のお店では無かったところに、先生の作風に似た作品が飾られています。

 

お店の周囲をぐるりと回り、教室の案内書きやら、前と同じ作品が掲示されていたりで、先生の工房であると確信!

残念ながらこの日が休みだったのか、一時的に席を外しているのかは不明ですが、先生はいらっしゃらずお会いできませんでした。でも再開された事が分かって安心しました。良かったです。

トンイン市場近くのお店は、カフェに変わっていました。残念!

 

カフェを出て、お昼をとるべくカルグクス屋さんに。

 

六日目まだ続きます。

 


花巡りとキムジャンの旅ー五日目のお昼は4世代も違う下宿チングにご相伴

2024-05-26 | 2024春の韓国旅行

旅の五日目、この日はセスクさん宅に私も旧知の元下宿人の来客があるので、セスクさん心尽くしのお昼をご一緒しながら、彼女の近況を聞いてから出かけることにしていました。

彼女は在日韓国人で、語学留学終了後も日本へ帰らず、韓国の大学で語学講師をしたり、通訳をして働くとても有能な女性です。彼女の話を聞くとこちらまで元気になり、会うのが楽しみな若者です。

彼女の話が楽しみな理由は話題ばかりか、彼女の話す韓国語が耳の聞こえが少し悪い私にlもとても聞き取りやすいからです。さすが語学講師!なのですが、普通語学学校などでは専用のカリキュラム専用のテキストに基づいて教えるのですが、彼女のすごいところは、独自の教材を工夫し独自の授業をし、それを敢えて選んで受講する生徒を持っているというところにあります。今考えてみるに、語学学校の講師ではなく、大学の日本語教室なのかもしれません。

 

今日の献立はタットリタンというチキンとジャガイモの煮物に蕎麦粉のジョン、そして夜明けに一緒に作ったキムチを早速味見を兼ねて〜

本来ならキムジャンの日はサムギョプサル(豚三枚肉)の焼肉をキムジャン主催者が振る舞わねばならないところでしたが、知らぬが何とか〜のわたしでした。

↑の料理の詳細が気になる方のためにもう少し大きい写真もアップします。

ジョンー中身が何かは失念しています^^;

 

エゴマの葉の味噌漬け(チングの大好物だそうです)

 

キムチ三種(左からキャベツのムルキムチ、白菜、きゅうり)

 

 

鍋物ではありませんが、豪快に鍋ごと食卓に置き好きに小皿にとり分けていただきました。チキンも一緒に炊いたじゃがいももとってもおいしかったです。

 

その後は一人で東大門と南大門でショッピングを楽しみました。


花巡りとキムジャンの旅ー深夜のキムジャン(キムチ漬け)

2024-05-15 | 2024春の韓国旅行

ソウル四日目、市場での買い物を終えセスクさんのお家に帰ると、白菜はもうこんな状態でした。

というわけで白菜の塩漬け(下漬け)は終わっているので、あとはヤンニョムという味付けの薬味ダレを用意します。

 

 

 

薬味ダレの材料は、餅米粉、唐辛子粉、カナリエキス、あみ海老の塩辛、ニンニク、生姜、大根、ニラ、小ネギ、リンゴ、梅エキス(このとき使用したそれぞれの分量は、セスクさんの加減で正確な量はわかりません)

 

餅米粉は水に溶き火に掛けてトロッとするまで、混ぜながら煮溶かし冷ましておきます。

リンゴはすり下ろし、ニンニクと生姜はミキサーで一気にすり潰し、餅米粉の糊状のものと合わせよく混ぜます。ニラ・小ネギは3・4㎝長さのざく切り、大根は数mm厚に輪切りした後千切りにし、薬味の糊と混ぜます。

 

 

ヤンニョムを準備し終えたら下漬けの終わる3時半迄ひと眠り!

 

3時半、スマホのアラームが鳴り、無事起床できました。これでセスクさん一人にお任せという図々しいことにならずに済みます^^;

塩漬け白菜は、芯に近い部分がしんなりしているかを確認し、大丈夫だったので水で良くすすぎます。すすぎ終わったら絞り、切り口を下に向けて暫く水を切ります。

水切りのおわった白菜にヤンニョムをすり込んでいきますが、その前に味の最終確認、足りないと思われるものを足して(塩っけの足りないものは塩辛、甘みの足りない場合は梅エキスなどを足します)、白菜一枚一枚の間に万遍なくヤンニョムをすり込んでいきます。要注意なのは株の根本に丁寧にすり込むこと。すり込み作業はセスクさんがしてくれたので、私はもっぱら観察していました。ヤンニョムをつかんだ彼女の手が届かぬ箇所は無い程に、全ての葉の両側は赤く染められていきます。

 

 

↑は取り敢えず下漬けした白菜の全面にヤンニョムをすり込み終えたところ。

これを一個一個一番外側の葉で全体をくるりを包むように巻いてポリ袋二重にして詰めて、更にジッパー付き袋に入れて終了です。写真をあまり写していないので、イメージが湧かない面があるかもしれませんが、ご容赦ください。

 


花巡りとキムジャンの旅ージャンポギ(買い物)

2024-05-09 | 2024春の韓国旅行

旅の四日目午後は京東市場歩きです。昨日買いそびれたキムジャンの材料、コチュッカルとカナリエキスを買うのが目的です。宿泊している新村から程近い所にも市場はあるのですが、なんといっても沢山の品物が豊富に並ぶ京東市場が大好きで、ソウルへ行けば必ず一度は寄らずにいられないのです。今回の旅の目的は、ソウルでキムチを漬ける事でしたから、材料は全て市場で調達したいとおもった程。

ただ、スケジュールや運ぶ手間等を考えて、ほとんどの材料は近所のスーパーマーケットで調達しましたが、それでもキムチの味の決め手となるコチュッカルとカナリエキスは市場で、とこだわりました^^;

ウォンミ山からは地下鉄七号線で高速バスターミナルまで行き、三号線に乗り換え鍾路三街(チョンノサムガ)で一号線に再度乗換え、祭基洞(チェキドン)下車という経路です。久々に地下鉄に長距離乗りました。高速バスターミナルでの乗り換えも本当に久し振りでした。かつてそこを起点に韓国の地方のあちこちへ向かったことを懐かしく思い出しました。何もわからずガイドブック片手に右往左往したものでした。今はスマホがあるので鬼に金棒です!前回wifi無しで、バス利用に少々不便を感じたので、今回はちゃんとレンタルしました。eシムという便利な方法もあるそうですが、私にはまだハードルが高そうなので見合わせました。

 

チェキドンに着くとさすがに空腹で、去年見つけた市場内の食堂へ向かうつもりが…市場に一歩足を踏み入れると、新鮮な食材が次々目に飛び込んできて、メイン通りを往復しちゃいました。この間に土産用の伝統菓子を二種類ゲット^^そしてとある食堂の中の、片隅で両替をしているアジョシ(おじさん)を発見。レートを見ると、空港でやむ無く一枚だけ換金したのよりずっと良かったので、二度目の両替(と言ってもまた一枚だけです)ちなみに空港でのレートは¥10000が82599w、京東市場89700w

寄り道しながらくだんの食堂に着いたのはもう三時近くになっていました。

↑ 食堂のシェフ

店内に大きく貼られた店主紹介の掲示は写してきましたが、気づいてみれば店舗入り口の写真もなくお店の名前がわかるものをなにも写していませんでした^^;参考にならなくて済みません。

ここに来たわけは、前回感動したビビンパをもう一度食べたかったからなのですが、残念なことにそのビビンパ、メニューから消えていました。お店の従業員の話では、忙しすぎるのでメニューを整理したんだそうです。元々のメニュー数だって多くは無かったと記憶していますが…  それに‘忙しい’って、お昼時を外したからなのか、客は、前回も今回も私以外には1・2組だけです。謎です!

でも無いものを注文はできないので、ユッケビビンパ(刺身牛肉の細切りをトッピングしたビビンパ)を注文しました。

 

↑  具材の入った器にご飯を適量入れて混ぜ混ぜしたところ(決してお箸はまだつけていません)パンチャンはキクラゲの酢の物、青唐辛子の味噌和え、青菜のキムチ

ユッケは普通に美味しかったですが、残念ながら前回感動した香りは、全く感じられないものでした。今となっては幻のビビンパです。

 

唐辛子屋さん

 

国内産の辛く無い唐辛子と指定し、好みの状態にひいてもらいます。

この後カナリエキスを購入し、カフェで一休みしようと、この市場に変わったスタバが出来たと聞いていたので探してみました。見当をつけた個所の二階に上がって行ったらそこは高麗人参関係商品の卸屋街で、そこで聞いて、言われた通り進んでみたものの反対側の出口についてもわからなかったので一旦外に出てみました。その入り口は↓です。こちらから入れば聞かなくてもわかったかもしれません。ここから3階まで上がると、

 

 

一瞬、?となりますが…

 

中はこんなです。

 

元劇場だった場所を、構造はそのままにカフェにしたそうです。正面のカウンターあたりが舞台だった場所でしょうね。

 

 

 

 

 

コーヒーを一口いただいて、写真を撮ってシンチョンへ帰りました。

 

今日が金曜で帰国までに二日間だから、下漬け本漬けの手順を考えると帰り次第夕食の後は白菜の下準備をしなくちゃ!と段取りを考えながらセスクさんのお家に帰ると、何と既にセスクさんが下漬けをやってくれていました。コマプタ!チング!

でも漬けて?時間後には水切りをしなきゃならないから明日は午前三時起きだと!おんぶに抱っこ、全部お任せでは罰が当たりますから、スマホでアラームをセットし、必死で起きました。


花巡りとキムジャンの旅ーウォンミ山のチンダルレ

2024-04-28 | 2024春の韓国旅行

高麗山のチンダルレに振られがっかりしていた私、高麗山の帰り道にウォンミ山なら満開になっているはずと教えていただきました。検索してみると仁川市の手前にあり、ソウルからもほど近いと分かりました。四日目はプチョン(富川)市にあるウォンミ(遠美)山に行ってみることにしました。

往きはシンチョンからバスを乗り継いで、一度の乗り換えで済み、歩く距離が少ないコースを選びました。(シンチョン五叉路で603番乗車、ソンニュドステーションで700番に乗り換えプチョン総合運動場下車)

停留所からチンダルレの咲く公園をめざすとその手前の総合運動場の入口では、何かイベントでもあるのか食べ物を売るトラックや屋台がたくさんん出ていました。その中にトウモロコシの屋台があったので一つ購入。ウォンミサンの後は市場へ行く予定なので、お昼は市場の食堂でとるつもりでしたが、この時既に12時近い時間、それまでのお凌ぎにでもしようかと〜

屋台トラック越しに見えるウォンミ山の花々

 

ウォンミ山チンダルレ園に到着。続々と人が集まっているという感じです。

 

園入り口右手にはシートを広げ寛いだりランチを楽しむ人々が〜

 

私も空いているベンチを探して腰をおろし、先程購入したとうもろこしをふた齧り。モチモチ懐かしい味でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォンミ山チンダルレ園、下から見上げても上から眺めても、一目で見渡せる規模のチンダルレでしたが、満開の群生が見られて大満足でした。

 

1時間強の見学でウォンミ山にわかれを告げ、京東市場に向かいます。キムジャンの材料中、コチュッカルとカナリエキス(小女子の塩辛エキス)をゲット予定です。